映画「グレイテスト・ショーマン」と平日昼間の映画館の素晴らしさを実感

写真:グレイテスト・ショーマン

こんにちは。

先日、映画「グレイテスト・ショーマン」(The Greatest Showman)を観てきました。

  • レミゼの映画で素晴らしかった、ヒュー・ジャックマン主演
  • 「ラ・ラ・ランド」の音楽を担当したメンバーが音楽を担当
  • いかにもミュージカル映画っぽい予告!

ということで、公開前からすごく気になっていた作品です。

2018年2月16日公開で、その1週間後くらいに観に行きました。

映画「グレイテスト・ショーマン」の概要

19世紀に活躍した興行師、P・T・バーナムの成功を描くミュージカル映画。P・T・バーナムをヒュー・ジャックマンが、パートナーのフィリップをザック・エフロンが演じる。

音楽を手がけるのは、『ラ・ラ・ランド』で歌曲賞を受賞したベンジ・パセック&ジャスティン・ポールのコンビ。

この作品の題名「The Greatest Showman」はバーナムが上映した「The Greatest Show on Earth」からとったもの。ちなみに、20世紀フォックスの前身である20世紀ピクチャーズは、1934年に「曲芸団」の題で一度バーナムの伝記映画を制作している。

引用元:グレイテスト・ショーマン – Wikipedia

観てから知ったのですが、実話なんですね。

知った上で見ていたら、また違う角度から観ることができたかも・・・
とも思いました。

さて、感想いきます!

ここから、ネタバレを含みますので、ご注意ください。

感想

ミュージカル映画の楽しさを改めて感じる作品でした!

それと同時に、楽しさだけでなく人間ドラマの繊細な部分を感じた作品でもあります。

映画を観終わって、ショーの場面の方がインパクトがあって印象的なはずなのに、
不思議と人間ドラマの方が印象に残っていました。

これも実話だからでしょうか。
人間ドラマがリアルでした。

差別的な扱いをされてきた人と、そうでない人・それを経験したことがない人の違い、
相容れない深い溝のようなものがあることも、リアルでした。

そうそう。

この映画、
「ショーや人を楽しませることが大好きな主人公が、夢を叶える話」
かと思ってたら、(家族のためとはいえ)金儲けのために始めたショーだったとは!!

だからこそ、途中でショーのメンバーと亀裂が生じたとき、

「あなたは金儲けのために始めたことかもしれないけれど、私たちは本当の家族を手に入れることができた」
(こんな感じの内容でした)

とメンバーが言っていたことが印象的でした。

金儲けのために始めたことかもしれないけれど、結果的にそれによって救われた人がいる。
そこからの「From Now On」は良かったです。

欲を言うと、バーナムが「奇想天外な人」「アイディア豊富な人」という描写が、
もう少し若い頃からあっても良かったのかなと思いました。

主人公P・T・バーナムと、オペラ歌手ジェニー・リンドの関係には、男性と女性の違いを感じました。

バーナムは、あくまでもビジネスパートナーとして。
ジェニー・リンドは、一個人として。

それぞれ別の形で惹かれていたんだなぁと思いました。

オペラ歌手ジェニー・リンドといえば、
なんとなく、歌っているシーンの手の動きがしっくりこなかったんです。
この歌声の時にこうゆう動きをするのかな?って、本当に漠然と思っていた感じで。

「もしかして?」と思って調べてみたら、歌唱部分は別の方が担当していました。

この映画も、いつかミュージカル化するのかな?

するとしたら、

「オペラ座の怪人」の続編である「Love Never Dies」のような、
少し怪しい雰囲気を持ち合わせた舞台になるのかなー?なんて思いました。

旦那さんの感想

ノンフィクション好きな旦那さんの感想です。

  • 面白かった!もう一度観たいレベル!
  • 途中で実話かな?と気づき始めた
  • ノンフィクションだからこそのリアリティーがあってよかった
  • 無理矢理なつじつま合わせがなくて良い
  • ヒュー・ジャックマンの妻の女優さんのチョイスが絶妙だった(年齢的に)
  • 主人公とオペラ歌手が不倫関係でなかったことも、この作品の好感度が高い理由かな?
  • あの時代はちょうど上流階級との差別がなくなってきた頃だから、
    成り上がりたかった主人公と、自分達の地位を守りたい上流階級の描写、上に認められたい主人公の動きは自然だった

最後の感想・・・

私よりしっかり観てますね。

旦那さんの感想を聞きながら、「へぇーなるほど!」と理解した私です。
歴史に詳しいと、こうゆう見方ができるんだなぁ・・・と羨ましくなりました。

ヒュー・ジャックマンの妻の女優さんのチョイスは、私も同じことを思いました。
20代くらいから40?50?代くらいまでを演じる役。
絶妙な年の取り具合だったんです!

若いころに違和感があったわけでもなく、良い配役だなぁと思いました。

成功者を支える妻像も見事でしたね。
「成功してもしなくても、相手を信じる。」
これって実はすごく難しくて・・・見習いたいなと思いました。

もともとミュージカルがそこそこ好きな旦那さんですが、
今回は私が推して推して一緒に観に行ってもらった形。

面白かったようで、安心しました!

DVDが出たら、買おうかな・・・。

オリジナルサウンドトラック

もちろん発売してます。

曲数が少ないので、ちょっとお安め♪

観ている際中は、「CDを買うほどでもないかな?」と思っていたのですが、
ふと気が付くと、頭の中で音楽が流れています。

盛り上がる「The Greatest Show」「Come Alive」「This Is Me」「From Now On」も好きだけど、
「Rewrite The Stars」は本編の映像も思い出して、引き込まれます。

平日の映画館って、最高!

最後に、平日の映画館って、最高!ってお話。

おそらく学生の時ぶりに(何年前だよ・・・)
平日昼間の映画館へ行きました。

平日昼間の映画館、最高!

社会人になって、土日祝休みとなった私。
映画は平日レイトショーか土日早朝に観に行くようになっていました。
もちろん、チケットは事前予約が必須!

でも平日は事前チケット予約は必要がないし、
当然ながらお客さんも土日と比較にならないほど少ない。

この日は、大きなシアターに10名くらいでした。
両隣に人が座ることはなく、ゆったり。
座っているときに誰かが席の前を通ることも、その逆もない。

売店もトイレも混まないし、すべてが快適でした。

旦那さんは基本平日に動ける人なので、
これを体験してしまうと、土日に外出するのはつらいよなぁ・・・と思ったのでした。

あ、MOVIXのチケット購入が完全機械になっていたのは驚きでした。

こうやって、進化していくのね。

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